2024年度の主な活動

シンポジウム

【 2025年1月30日(木)開催 】上智大学生命倫理研究所シンポジウム
「令和における提供配偶子を用いた生殖補助医療による“親子”を考える」


【2025年1月22日(水)開催】
上智大学生命倫理研究所・聖徳大学看護学研究所共催シンポジウム
医療の場における倫理的ジレンマ―さまざまな選択をめぐる葛藤とその支援-


【2024年11月8日(金)開催】
生命倫理研究所 Sophia Open Research Weeks 2024(SORW)講演会


【2024年10月20日(日)開催】
上智大学生命倫理研究所 / 東京慈恵会医科大学 ジョイントシンポジウム
胎児への治療介入の展望と倫理


【2024年9月4日(水)開催】上智大学生命倫理研究所シンポジウム
医療における脆弱性とは何か


【2024年8月31日(土)・9月1日(日)開催】
上智大学生命倫理研究所・第36回日本脳死・脳蘇生学会総会・学術集会共催シンポジウム


【2024年8月1日(木)開催】
上智大学生命倫理研究所・南山大学社会倫理研究所 第14回共催公開シンポジウム2024
全体テーマ:〈独りでいること〉の社会倫理〜孤独と孤立の問題性を問い直す


出版・刊行
紀要『生命と倫理』第12号

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2022年度の主な活動

シンポジウム

【2022年6月25日(土) オンライン開催】
南山大学社会倫理研究所・上智大学生命倫理研究所共催 公開シンポジウム2022
〈接触〉が阻まれた世界~〈リモート〉と〈接触〉の社会倫理~


【2022年9月19日開催】上智大学生命倫理研究所シンポジウム
「徳倫理の現代における可能性 ー生命倫理への応用ー」


【2022年11月9日、11日開催】
上智大学研究機構主催
Sophia Open Research Weeks(SORW)講演会

【2023年3月4日開催】
上智大学生命倫理研究所・聖徳大学看護学研究所 2022年度共催シンポジウム
「ACPの光と影 高齢者の終末期療養をもう一度考えるー」

【2023年3月11日開催】上智大学生命倫理研究所シンポジウム
「出自を知ることの重要性を考える ~ 子ども、親、生物学的親の視点から」

出版・刊行
紀要『生命と倫理』第10号

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2023年度の主な活動

シンポジウム

【2023年8月29日開催】
科学研究費助成事業(課題番号21H00468)
上智大学生命倫理研究所共催シンポジウム
「終末期医療における法と原理 日・米・仏の比較検討」


【2023年11月10日開催】
上智大学研究機構主催
Sophia Open Research Weeks(SORW)講演会


【2023年11月18日開催】
上智大学生命倫理研究所・南山大学社会倫理研究所 共催シンポジウム
「子どもと子育てを支える社会を考える:
内密出産・社会的養護・病院内学級の事例から探る課題と展望」~


【2023年12月16日(土)】
上智大学生命倫理研究所・聖徳大学看護学研究所 共催シンポジウム
コロナ禍を乗り越えてあらためて問う「生きる」ということ
-生きづらさを抱える若者への支援から-

【2024年1月12日(金)】上智大学・慈恵医大ジョイントシンポジウム
「プロセスとしての病 — 移行期支援とパートナーシップ —」


【2024年1月27日(土)】ソフィア シンポジウム Sophia Symposium
上智大学実践宗教学研究科/生命倫理研究所/グリーフケア研究所 共催
Tsunami and Grief Care: A Comparative Study
-How did the three regions and the three religions face the grief of the tsunami ? -
津波とグリーフケア: その比較研究
-3つの地域、3つの宗教は津波のグリーフにどう向き合ったか?-


【2024年1月30日(火)】上智大学 実践宗教学研究科/生命倫理研究所/人間の安全保障研究所
共催シンポジウム
Thailand’s Deep South: The Conflict and the Peace Building
タイ深南部ー紛争と平和構築


出版・刊行
紀要『生命と倫理』第11号

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紀要『生命と倫理』第7号を発行

 

 

 

 

 

 

 

 

紀要『生命と倫理』第7号を発行いたしました。


巻頭言  奥田純一郎 (上智大学)

論文 1
「釣り合いの取れた状態」は客観的判断基準たり得るか?本人意思不在の場合における代諾の基礎づけに向けた予備的考察
秋葉 峻介(山梨大学)

論文 2
フランスにおける生命倫理法の位置づけ:一般社会規範から法規範へ
滝沢  正(上智大学名誉教授)

2019年度 講演会・シンポジウム概要報告

投稿規程・執筆要綱

 

奥田所員の共編著書が出版されました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥田純一郎所員による共編著書が出版されました。

『製薬と日本社会 創薬研究の倫理と法』
 奥田純一郎/深尾立[共編]  上智大学出版

創薬の社会的使命、責任とは?すべての関係者の共同討論の第一歩。(本書帯より)

奥田所員のほか、弊研究所では寺岡慧客員所員、磯部哲客員所員、町野朔客員研究員が執筆を担当いたしました。

 

詳細はこちらを御覧ください。

 

新聞記事に、青木所員の見解が掲載

中国では、動物クローン実験や応用が進み、特に犬や猫といったペットのクローン技術は近年、商業化されています。この現状に対して、倫理上の問題はないのか、今後、クローン技術が進んでいく中、どのような課題があるかについて、中国駐在の東京新聞の記者より、当研究所の青木名誉所員に取材依頼があり、記事内で意見が掲載されました。

記事では、生命科学の発展が顕著な中国の現状に触れ、一般向けに「クローン犬」「クローン猫」を作っている北京の企業の例を紹介。そして、利用者の喜びの声がある一方、中国ネット上で疑問の声も上がっていることに言及しています。この現状に対する専門家の意見として、青木所員は以下のように述べています。

<日本生命倫理学会の元会長、青木清・上智大名誉教授(動物行動学)は、「クローン技術は研究利用に限るべきだ。商業利用がどんどん進めば、生命の尊厳や生物の多様性を冒す」と警鐘を鳴らす。
青木氏は「ペットが死に飼い主が悲しみに暮れるのは、生命がかけがえのない存在だと分かっている証拠だ。なのにお金でクローンを買うのは、生命の尊厳を否定する行為だ」と言い切る。>
(東京新聞2020年1月6日版「クローンペット  中国でビジネス〜死別の悲しみ癒やす/命の尊厳脅かす」より引用)

青木所員は、別の寄稿でも、あらゆる生命体を遺伝子レベルや細胞レベルで操作することが可能となった現代において、生命科学技術の使い方を誤ることのないよう、「生命倫理」の重要性を説いています。
「生命倫理」は、人間の生命に直接関わる科学技術を内包する生命科学、医学、さらにはDNA操作にかかわるすべての研究者が理解し、学ぶ必要がある学問である、それは、生命倫理は人間の尊厳を守り、人間の生存を守る未来の架け橋であるからとしています。

 

関西大学法学部生の訪問を受けました

9月18日

関西大学法学部3年生が、町野朔客員所員を訪ねて来所されました。

公共政策を研究するゼミに所属の5人が、終末期医療についての研究を深めるため、町野客員所員にインタビュー。厚生労働省の終末期医療に関する委員会委員も務めていた町野客員所員からは、内部事情も含めて、多岐にわたる話をさせていただきました。

大学生の皆さんからも、活発に質問や意見が出され、大変有意義な時間となったようでした。

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研究室移転のお知らせ

2019年9月13日、生命倫理研究所が、移転いたしました。

 

旧) 千代田区四番町4 上智大学市谷キャンパス

新) 千代田区紀尾井町7-1 上智大学四谷キャンパス

TEL・FAX番号は変更ございません。

 

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 

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2019年度の主な活動

シンポジウム

◆9月15日(日)
科研基盤研究(B)「最先端医療分野における欧米の生命倫理政策に関する原理・法・文献の批判的研究」共催シンポジウム
「先端技術と安楽死の倫理」

◆11月20(水)
研究推進センター共催
研究倫理セミナー

◆12月4日(土)
第12回 上智大学・慈恵医大 ジョイントシンポジウム
医療におけるスピリチュアルケアの現状

◆12月14日(土)
NPO法人遺伝カウンセリング・ジャパン共催シンポジウム
「出生前診断に向き合う」

◆12月21日(土)
第7回 生存科学シンポジウム
「生存への多様性」

◆12月22日(日)
日本医学哲学・倫理学会 共催シンポジウム
あなたは、「人生の最後を歩む人」にどう関わりますか

◆1月25日(土)
上智大学・南山大学2019年度共催シンポジウム
「“すべてのいのちを守る”社会のために」〜Care for Creationを考える〜
教皇フランシスコ来日への応答に向けて

◆2月16日(土)
日本医学哲学・倫理学会/上智大学生命倫理研究所 共催
臨床ケア哲学・倫理学セミナー
「遺伝性疾患であることを他者に伝えること」

出版・刊行

紀要『生命と倫理』第7号

その他の活動

◆4月22日(月) 2019年度 第1回所員会議

◆7月11日(木) 仙台第一高等学校・高校生の訪問を受けました

◆7月12日(金) 2019年度 第2回所員会議

◆9月18日(水) 関西大学法学部生の訪問を受けました

◆10月18日(金)  2019年度 第3回所員会議

◆1月16日(木)     2019年度 第4回所員会議

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仙台第一高等学校・高校生の訪問を受けました

7月11日(木)
宮城県仙台第一高等学校の2年生5名の訪問を受けました。

自分たちの研究テーマの理解を深めるため、校外研修の一環として、「出生前診断」について専門家の話を聞きたいとの訪問です。
当研究所からは、町野客員研究員と奥田所員が応対させていただきました。

 

 

 

 

 

 

「NIPTは本当に年齢制限が必要なのか」「日本の出生前診断の現状について、最新の見解は?」など、まずは高校生の質問に答える形で、懇話が進行。
高校生の皆さん、文献やネットで調べてきた内容を、身内や知り合いの経験談とも合わせ、自分たちなりの考えや疑問点を述べてくれました。

 

 

 

 

 

 

研究所員からは、日本と海外の実状や、考えられる問題点や必要な視点、それに対する個人的見解などを、高校生の皆さんとやり取りしながらご説明。最新の情報や、現場での苦悩など、当研究所員ならではのお話ができたのではないかと思います。

たっぷり2時間の懇話となりました。