【2022年6月25日(土) オンライン開催】
南山大学社会倫理研究所・上智大学生命倫理研究所共催
公開シンポジウム2022

下記の通りシンポジウムを開催致しますので、ご案内申し上げます。
南山大学社会倫理研究所・上智大学生命倫理研究所共催公開シンポジウム2022

日時: 2022年6月25日(土) 14:00~17:30
開催形式: オンライン(Zoomウェビナー)
全体テーマ: 〈接触〉が阻まれた世界~〈リモート〉と〈接触〉の社会倫理~

川島大輔(中京大学心理学部教授)
演題: コロナ時代における喪失とグリーフケア
趣旨: 新型コロナウイルスのパンデミックによって私たちは実に多くのものを失った。身近な人を看取り、弔う形も大きく変化した。この時代において喪失とどのように向き合い、グリーフを経験すれば良いのかを考える。

豊島明子(南山大学社会倫理研究所第二種研究所員/大学院法務研究科教授)
演題: 学生生活の視点から〈リモート〉と〈接触〉を考える
趣旨: コロナ禍の中で大学に急速に普及した、オンラインによる諸活動。私たちは、その利便性や可能性を実感した一方で、対面によるコミュニケーションの場を取り戻す努力も続けている。〈リモート〉と〈接触〉の間で見えてきたものは何か、そして、私たちはどのようなゴールを目指すのか。学生生活の視点から考える。

吉田修馬(上智大学生命倫理研究所特任准教授)
演題: 人間が身体であるということ:西洋哲学史の観点から考える
趣旨: 新型感染症の流行は、一方で私たちが身体であるということを、改めて思い出させている。他方で、リモートのコミュニケーションの普及は、一見すると、身体的な制約からの解放を進めている。身体を制約だとみなし、身体からの解放を求める考え方は、西洋哲学史上にもしばしば登場し、そして批判されてきた。いくつかの代表的な議論を取り上げて改めて検討を試みたい。

司会兼討論者:森山花鈴(南山大学社会倫理研究所第一種研究所員/法学部准教授)

 

 

 

 



どなたでも参加は自由(無料)です。
参加に際しては、事前に南山大学 社会倫理研究所HP内の 受付フォームよりお申し込みください。(定員100名)